9月は敬老の日があるせいか、厚生労働省は毎年100歳以上人口を発表しています。
今年の100歳以上の人口は、前年比１４５３人増の７万１２３８人となり、４９年連続で増加しています。
昭和38年は、100歳以上の人は153人だったことを考えるとすごい増加です！

長生きすることが目的ではなく、「元気」で長生きが目的です。
介護されることなく過ごせる人生のために、今の予防が大切です。
誰の介護も受けずにピンピン、そして、最後の時にはコロリとあっけなく・・そんな願いは叶うのでしょうか？
ピンピンコロリの実現は、日々の暮らしの延長線上にあることが長寿者の研究で発表されていますよ。
百寿者の研究では、百寿者は「テロメアが長い」と「慢性炎症が少ない」の2つの特徴を持っていました。

難しい話はさておき、百寿者の生活にみる健康長寿の秘訣は・・・
〇食事
百寿者の多くは、中年のころから腹八分目を心がけ、魚や野菜を多く摂っているというデータがあります。
一方、肥満は慢性炎症の原因になります。
〇タンパク質を多くとる
高齢者になると筋肉量が少なくなってきます。70歳以降の適切なたんぱく質の摂取は健康長寿を目指すのに良いとされています。
〇運動不足を改める
百寿者の方は、中年のころから適切な運動をしていました。
[[strong;〇活性酸素活性酸素を減らしましょう
テロメア長が短くなる原因のひとつに過度な活性酸素の発生があります。
できるだけ活性酸素を減らす生活を心がける、抗酸化作用のあるものを取り入れることです。