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突撃インタビュー!われらが地元の名士訪問

【第5回】坂口 聡(サカグチ ソウ)さん 鹿‘tariyan 代表

薩摩川内市・さつま町で活躍されている名士の方々をまいぷれ編集部が突撃取材してきました!

経歴・プロフィール紹介

 

鹿児島県薩摩川内市樋脇町生まれ。三人兄弟の末っ子として、川や山の自然遊びを楽しみながらすくすくと育つ。小学校では親の手伝いを、中学では新聞配達に励むなど、自然と“人の手助け”になることを率先的に行ってきた。その後、とび職や鉄筋工の仕事を経験したのち「飲食業」と出会う。今までの仕事の中で最も心が強く引き付けられ、26歳の時に独立し「鹿‘tariyan」を開業。さらに30歳の時、姉妹店「海鮮浜焼ながら」を開業。どちらも地産地消の取り組みを活かし、地域の活性化に貢献している。

「公益社団法人 川内青年会議所」に加入し、よりよい社会づくりや街づくりを目指し、様々な活動を行っている。また、飲食の力で鹿児島を盛り上げる飲食の会「薩摩IKKASU会」の理事メンバーとしても活動。地元だけでなく鹿児島全体の飲食業の活性化にも繋がる活動を積極的に行っている。

 

【最近の愛読書】『夢をかなえるゾウ』 著者:水野敬也

今までの人生で一番影響を受けた方は?どんな影響を受けましたか?

 

「薩摩IKKASU会」の会長でもある株式会社ネバーランド代表取締役の加世堂洋平さんです!鹿児島市内にある有名居酒屋「特攻チキン野郎」の創立者です。加世堂さんが手掛けるお店づくりにとても感銘を受けまして、自分のお店にも憧れた部分を反映させていました。そんな時、初めてお会いする機会があり、そこで自分が考える飲食業や居酒屋、お店づくりについて深堀りされる質問をされました。そのお話の中で感じたのは、自分の中の自覚できていない部分があり、それが未来のビジョンを考えていく上で必要かつ大切な部分でもあるということに気付かされました。

加世堂さんをはじめ、たくさんの方と交流する会には積極的に参加しています。ですが普段はうちに秘めているものが多く奥手な性格なんです…。たくさんの会に参加することはそんな性格を克服する為でもありますが、自分では気付けないことに気づかされたり、自分の想いが相手に強く響いていく、その大切さを教えていただいたからだと思います。発言力を高めていく上でSNSも積極的に活用しています。

 

 

地元薩摩川内市はどんな町だと思いますか?さらにどんな町にしていきたいと思いますか?

 

色々な“良いもの”がたくさんあると思います。私の思う“良いもの”の中に入っている「生産」に関しては、表面的な部分だけで、まだ深い所まで知られていないのかな、とも思います。私自身もお店を通じて関わっていますが、まだまだ勉強不足なところもあります。例えば、歴史や文化について関連づけてもっと知っていかなければならないと思っています。“良いもの”だけを見るのではなく、問題点や課題にも積極的に取り組んでいきたいですね。

あと、「流通」と「需要」の場を作ることで、“良いもの”=生産が活かされる、そんなアンテナの役割を担って同業者の方にも来ていただけるようなお店づくりをしていきたいと思っています。

あとがき

 

地産地消に力を入れ、青年会や薩摩IKKASU会などを通じ、とことん地元に貢献している姿がカッコいい坂口聡さん。人の役にたちたい想いは地元に限らず、熊本県の災害ボランティアに参加するほど。実際に目の当たりにして現状を知ってほしい、行ってよかったです、と優しい表情でお話してくださったのが印象的でした。また、コロナの影響を大きく受けた際には、売り上げはあえて見ず“ひたむきに”仕事に打ち込むことでスタッフと楽しみながらできていますよ、とポジティブで前向きな姿勢を見せてくださいました。地元の為、人の為に尽力をつくすことは、まいぷれ事業部にとって重なる部分が多く、同じように、いや負けないように!活性化に繋がる活動に努めていかなければ、と改めて考えさせられたインタビューとなりました。

インタビューにご協力頂いた坂口聡さんはじめ、鹿‘tariyanの方々、誠にありがとうございました!