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初心者入門!『楠木神社』の歴史

なぜここに? 約330年前の徳川光圀(水戸黄門)による 楠木正成の木像

時は戦国時代。

その時代に生きる人が、『鎌倉時代のヒーロー』と称賛していた楠木正成。

皆のヒーローである楠木政成の墓が、なんと兵庫県神戸市のとある田んぼで粗末に扱われていた。

それを残念に思った水戸光圀は、「なんとかしないと!」と発起し、楠木政成の木像を3対作る。

3体のうち2体は、戦争中に消滅してしまったが、1体は今もなお【楠木神社】に祀られている。

『勝負事の神様』とも呼ばれる、楠木正成。

鎌倉幕府を倒した後醍醐天皇の元で、敵襲3万人に500人体制で打ち勝つなど、足利尊氏と新田と共に戦い「軍神」と呼ばれた。

その後、後醍醐天皇を裏切る足利尊氏とは違い、最後まで後醍醐天皇の忠臣であったことも讃えられた。

『勝負度との神様』である楠木政成の木像を鹿児島(伊集院)に持ち帰ったのが有馬新七。

後の明治維新で、西郷隆盛が私学校を作る際にマスコットとして楠木正成の木像を移す。

その後、西南戦争の時には、当時の宮之城区長である辺見十郎太が宮之城の人たちの気持ちを盛り上げるために、当時の県令(知事)に許可をもらい移した。

また、明治18年には松尾神社(現在の焼肉店一福)に社殿をつくり、「湊川神社」と命名。

昭和16年には、城之口の現在地に移され『楠木神社』に改名された。

自分が住む街でも、こんなに歴史ある神社があったなんて驚きです。

歴史好きの方だけでなく、お子様やあまり歴史に触れた事のない方にもさつま町の歴史について知ってもらいたいと思い、今回のご紹介をさせていただきました!

自分が生まれる前に、多くの人が現在に生きる私たちの想像を超えた活動をしているんだと知ると歴史上の多くの人からも感銘を受けます。

パワースポットとしてもぜひ、一度足を運ばれてみてはいかかでしょうか?

【楠木神社】

住所鹿児島県薩摩郡さつま町宮之城屋地1030
例祭日四月一四日
料金

無料

 

 

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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