チャッチャッチャー♪
チャッチャッチャー♪(火サスのテーマ)
頭にメロディーが浮かんだ方は多分私と変わらないくらいの年代だと思います!
さてさて、最近iPhoneで家庭崩壊の危機だというお客様の来店が増えています。
ことの成り行きはiPhoneのパスコードに隠されています。
学生さんは何故かパスコードを頻繁に変えて忘れる人が多い傾向があります。
また指紋認証や顔認証を設定しているiPhoneを割ったり、液晶異常が起こることで勝手に画面が動き出すことでロックがかかってしまうこともあります。
iPhoneが生活の主になっている学生と、iPhoneは生活の一部の親御さん。
焦り方が違うんですね。
親御さんの感覚としては、お子さんに持たせているiPhoneは少々使えなくても構わないという感覚なのですが、お子さんからすると使えないことが大きなストレスになるようです。
そこから親子喧嘩に発展し、親御さんが「もう家庭崩壊だわ」と駆け込んでこられます。
iPhoneだけに限らずスマホのパスコードを忘れた時にはロック解除はできません。
端末の初期化というものが必要になります。
よってデータは全て消去になります。
なので日頃からWi-Fi環境でのバックアップがされているかが鍵になります。
では何故、パスコードのロック解除ができないのでしょう?
これはアメリカでの裁判の結果が反映されているようです。
とある事件の容疑者の携帯電話のやりとりを確認するためにAppleへ捜査協力としてパスコードの
ロック解除を依頼したという内容です。
Appleからは拒否されたことで裁判になったようです。
その時の判決内容が「個人が絶対に見せたくないデータがあるのでロックを掛ける訳で、プライバシーの侵害に当たるためにパスコードのロック解除はできない」とされたとの事です。
そういう流れから端末の初期化(購入時状態)に戻す事で端末の利用はできるようにしているのです。
しかしiPhoneについては、Apple ID(メールアドレス)とパスワードを入力しなければ端末自体を使えるようにはできません。
それだけセキュリティーが固いということですね。
ここでもう一つの問題が起こります。
Apple ID、パスワードが分からないということです。
意外と覚えていない方が多いんですね。
それは指紋認証や顔認証でアプリを取得しているということが1点。
そして本来、設定など購入後は全て自分でしなくてはならないことを
自分でしていないということがあります。
Appleの本来の基準としては、販売店では一切の説明はしてはならないとなっているのです。
Appleコールセンターの専門スタッフによるサポートに誘導することになっています。
ちょっと耳が痛い話しになるのですが、「買う時にやってもらうのが当たり前」という感覚になっているので販売店の店員さんがそこまでのサービスをしているということになります。
店員さんが設定をしてくれるので、このApple IDやパスワードを覚えていないということに繋がります。
当店でよく言われるのが「iPhoneを買ったお店に聞けば分かります」という方ですが販売店さんは保存している訳ではないので不明ということになります。
さてApple IDはどこで分かるのでしょうか?
iPhoneが元気な状態であれば設定→一番上のお名前をタップするとそこにアドレスが表示されます。
そのアドレスがApple IDなので絶対に覚えておいてください。
パスワードについては、アプリを取得する時に入力してみましょう。
分からない場合は「パスワードを忘れた方はこちら」と出てきますのでそちらで忘れないパスワードに変更しておくことをオススメします。
変えた後は必ずメモを取ってください。
決してiPhoneのメモに保存しておかないようにしましょう。
壊れたら見れません。
ということは、結局最後は「紙とペン」が安心できるということです。
まー、私はどこに置いたか忘れることもありますが。。。
結局最後は「アナログ」が一番ということになります。
必要がなければiPhoneのロックをかけないこともオススメです。
天使が悪魔に見える瞬間もありますよ。
幼い子供がママやパパのiPhoneを分からずに触ってキー入力の制限がかかりロックがかかってしまうということも頻繁に起こっています。
幼い子供さんがおられる方は特に注意をされてください。