温泉特集
(更新)
さつま町内二つの温泉地、その他の温泉施設「奥さつま温泉郷」

さつま町内にある2つの温泉地「宮之城温泉」と「紫尾温泉」が一体化され、「奥さつま温泉郷」が誕生しました。
暖かい温泉につかり、美しい自然と共に流れる時間を堪能する。
そんな癒しの時間を提供する温泉旅館の方々に、インタビューをしました。

玉之湯 代表 片山 普介様
奥さつま温泉郷に関しては、宮之城町、鶴田町、薩摩町が合併し、新たに「さつま町」として誕生した頃から考えていました。
「薩摩」という言葉は日本全国の方が鹿児島を連想しやすく、響きのいい言葉だと思っています。
鹿児島の温泉地といえば「霧島温泉」「指宿温泉」が有名ですよね。その他にもあるのに、極端にいえば県内の人でさえ、その二つのイメージが強い。
だから北薩にある温泉を「奥さつま温泉郷」として県内外の人にPRしたいと思い、「奥さつま温泉郷」と名付けました。
作る、というよりは、もともと点在している北薩エリアの温泉を合わせて「奥さつま」という呼称をつけた、という感じです。

奥さつま温泉郷のロゴ
もともとさつま町に温泉施設があったものに名称を付けたので、大きな苦労は特にありませんでした。
ただPRのためにロゴを作りました。ロゴはODK(OSHIKAKEデザインかごしま)さんという鹿児島県内のクリエイター集団さんに作っていただきました。
さつま町は大ヒット漫画で使用された有名なフォントがありますが、オリジナルが欲しかったのでデザイナーさんに依頼しました。
ロゴはフリー(※)なので、どこの温泉施設でも自由に利用してもらってかまいません。
いろいろな施設が利用してくだされば、盛り上がっていくのではと思います。
(※観光物産協会が保有しているロゴです。)
まずは「奥さつま温泉郷」として、県内外の方に知ってもらいたいと考えています。
今はネットワークの時代ですから、「奥さつま温泉郷」とはなんだろう?とまずはクリック(アクセス)してもらいたい。
紫尾温泉、宮之城温泉、川内温泉、高城温泉・・・北薩エリアにもいくつも温泉が点在しています。
その存在をまずは知ってもらうこと。
温泉の名前を細かく挙げてもなかなかイメージしづらい。でも「奥さつま温泉郷」としてパッケージしてしまえば、「ああ北薩にあるあのエリアの温泉だね」と一発で伝わりやすくなります。
「奥さつま温泉郷」に行政の壁はありませんから、今はさつま町内の温泉施設のみでも、いずれは川内、高城、東市来、そして出水周辺までひっくるめて「奥さつま温泉郷」として有名になっていければと思っています。
エリアの拡がりという今後の課題はありますけれど、まずは県内外そして九州管内に「奥さつま温泉郷」というワードを広げていきたいと思っています。
僕の素人考えだけど、さつま町や観光協会や・・・そういった範囲で収まってしまったら面白くない。例えばマスメディアでもし番組を作ってもらえるなら、1時間特集を組んでもらえるなら、そんな想像をしながらエリアを拡大していきたいと思っています。鹿児島県の「奥さつま温泉郷」として番組として成り立つくらいのものにできたら、それはとてもすごいことだなと。
そしてこの提案をすることで、いろんなアイデアが出ると思うんです。様々な温泉施設がこれに乗っかってくれて、いろいろなアイデアが出てほしい。
「奥さつま温泉郷」 という名称を利用することで、我々だけでなくそのエリア全体が「奥さつま温泉郷」になる。
今、九州の観光や鹿児島の観光業は落ち込みつつあります。全国各地で助成金やクーポンを発行して集客を促していますね。さつま町でも以前そういった取り組みがありました。
クーポンを発行して、訪れたお客様に還元する。でもこれはお客様だけでなく、我々温泉業界・ホテル観光業界、地域の全てに恩恵があります。
人が来て、物が売れたり町にお金が落ちる。30,000円の宿泊が10倍になって還ってくる。
そういうことをしてもらうためにも、してもらいやすくするためにも、この「奥さつま温泉郷」というワードが広がっていってほしいです。
今はできる範囲で、自分のホームページにロゴを入れてもいいし、ポスターを貼ってもいいしパンフレットに入れても・・・なんでもかんでもいいんです。
さつま町って言われてピンと来なくても、「奥さつま温泉郷」と言えれば町全体のアピールにも繋がっていきますね。
まだ始まったばかりですが、みんながちょっとでも、まずはアクセスしてくれるようになればいい、そう思っています。

しび荘 代表 山之口 愛章様
旧鶴田、旧薩摩、そして旧宮之城ですね、その合併の時からこの「奥さつま温泉郷」は考えていました。
もともとたくさんの温泉や施設があって、せっかく合併をしたのなら皆さんと一緒に協力していければいいなと思って話し合いをしていました。
話し合ってるうちに10年くらい経ってしまいました(笑)。
私がちょうど観光特産協会の温泉宿泊部という専門部の係を仰せつかったタイミングで、各お宿の社長さんにお声かけをしました。
かごしま県民の日というのが毎年7月14日に開催されるんですけれども、それを利用して県内外に、特に県内にPRができるんじゃないかと考えて今回名前を立ち上げました。
今回の場合は、新たに温泉地を作ったというわけではないんです。
温泉地はもともとあって、そこに「奥さつま温泉郷」というネーミングを作って共有していこうという考えです。さつま町内でも『「奥さつま温泉郷」?なんですかそれは?』とおっしゃる方もいます。
まずは皆さんに知ってもらって、それから「奥さつま温泉郷」を共有して、協力しながら温泉という宝物資源をこれからも引き継いでいかないといけませんね。
川内や出水なども含めて、良質な温泉がある地域なので、大事にしていきたいと思っています。
各お宿の社長さんとも含めてみんな話し合って、今回特別に専門のデザイナーさんにお願いしてロゴを作成していただいたんです。上の点をさつま町の地図にしてもらったり、竹のアーチをキーワードにいろんな情報を網羅して入れ込んでもらいました。
この「奥さつま温泉郷」を周知してもらうことが、今後の課題になるかもしれませんね。
さつま町にはごくごく小さな温泉施設はいろいろあるんですけれども、それを統一していくようなイメージですね。旅館、ホテルだけではなくて、公衆浴場といったものまで含めて宝物となる「奥さつま温泉郷」として協力していきたいと思っています。
鹿児島で温泉地と言ったら「霧島温泉」「指宿温泉」と、全国的にはその名前がよく上がります。その次に第三の温泉地として、この北薩エリアをそれぐらいの位置付けに持っていけたらなと思っています。
これからどうなるかは別として、今みんなでできる、例えばイベントや取り組みを頑張り、発信していきたいですね。
1軒2軒よりも3軒4軒、それよりも10軒と増えることで発信力も違うしPRにも繋がると思っています。
今回はさつま町という限定のエリアの中で発信したんですけれども、いずれは他の地域も含めてエリアを拡大していきたいと思っています。
すぐ隣接している川内や出水や阿久根や・・・幅広く見たときに、その方々が「自分たちもその奥さつま温泉郷っていうエリアに含めてください」っていう声が上がるようになってもらえたらいいなと思っています。そうするともっともっとエリアも広がって施設が増えていく。
最終的には『奥さつま温泉郷?あ、鹿児島のちょっと北のほうにある奥まったとこの温泉地だね』と認識が広まっていく・・・そうなってくれればいいなというのが大きな夢なんです。
改めてこの温泉の有難さ、宝物としての価値観というものを私たちが感じないといけないと思うんですよね。
全国いろんな温泉地・温泉施設がある中で、この温泉に入りたい!とわざわざ他県から来てくださる方がいます。新幹線や飛行機を使って。
数ある温泉から私たちを選んで来てくださる、とっても有難いことです。
その気持ちを忘れないためにも、この温泉という宝物資源を大事にしていきたい。
まずはこの北薩地区の奥薩摩エリアの温泉ファンを増やしていきたいと思っています。簡単そうで、でも難しい。いろいろなおもてなしなど、全てを含めて満足をしていただければリピートしてくださるし、それが伴わなければよそへ行かれてしまう。
他の皆さんや町と協力して、この「奥さつま温泉郷」をこれから創っていきたいと思います。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。