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突撃インタビュー!われらが地元の名士訪問

【第11回】東條 なぎさ(トウジョウ ナギサ)さん hairnicole髪工房彩-サエ- オーナー

薩摩川内市・さつま町で活躍されている名士の方々をまいぷれ編集部が突撃取材してきました!


経歴・プロフィール紹介

鹿児島県鹿児島市郡山町生まれ、小学生の頃に薩摩川内市入来町に移住し、宮之城高校を卒業後、現在もある薩摩川内市の美容室へ就職。見習いとして日々の業務を務め、通信制の美容学校に通いながら、スタイリストとして活動しようと思い立ったと同時に結婚、出産を機に子育てへと専念。4人の子供に恵まれ、慌ただしくも充実された育児期間を過ごす。3人目の子供が生まれた後に国家資格を取得し、4人目の子供を出産。子供と過ごす時間や将来、預け先なども考慮した結果、自身の美容室hairnicole髪工房彩を開業。現在も4人の子育てをしながら、美容室経営だけでなく、音楽好きが集まる音楽スタジオの経営、イベントやマルシェの企画、RIGU HEART主催でSTR帝王學の講師を務めるなど、マルチに活躍している。


ご自身の人生を振り返ってみて、現在も子育てに仕事に好きなことに、全力で取り組めるのはなぜだと思いますか?

歌を歌うこと、ギターを弾くこと、あとはドライブ、着物も好き。夏前になると必然的にやってくる、草むしりの無心でいられる時間も好き。たくさんの好きな時間があって、日々のスケジュールも詰まっていると、確かに忙しいかもしれないけれど、時間が余っている事が良いとは限らない。何もない時間は、マイナスな思考に引っ張られがちなので、くよくよと悩む時間出来てしまう。心が疲れていると尚更ネガティブに考えがち。たくさんのスケジュールの中にある“自分時間”でリフレッシュすることが好循環を生み出します。そして、まずは内側から。美容室で綺麗に整えてもらったけど、なんかまだ気持ちが晴れない…そんな時がありませんでしたか?忙しい、疲れた、不満だ、そんな心のモヤモヤの原因を、自分の中で処理することが最優先です。疲れた時には、hairnicole髪工房彩-サエ-の、時にお喋り、時にリラックス…マンツーマンの癒しのヘッドスパもぜひお試しくださいね。

薩摩川内市はどんな町だと思いますか? 更にどんな町になると良いと思いますか?

さつま町は良くも悪くも何もない街。よく都会の街中で見るような娯楽施設や華やかな装飾はないけれども、自然に溢れ、時間がゆったりと流れる子供を育てるには素晴らしい環境。子供達はある程度、成長していくと“あれがない、ここに行きたい”等の憧れが出てくるのが一般的。しかし、ここを離れて過ごす時間が長くなれば長くなるほど、“帰りたいなあ”と恋しくなる。「何もない良さ」が分かるのは、少し時間がかかります。地元の狭いコミュニティに居る間は、窮屈に感じることもあるでしょう。窮屈に感じるのは、やっぱり誰かが作る“普通”や“常識”に囚われているのかもしれません。多様な考えや生き方を持つ“みんな”が楽しめる場所を作っていくって面白いし、その考えている時間も好きなんですよね。これからさつま町を知る人達が、遊びに来たくなる。そして、また帰ってきたい。そう、感じてもらいたいです。


あとがき

「明日くたばるかもしれない。だから、今すぐ振り絞る」「何もない街なら、作っちゃえ」パワフルに活動され、熱く心を燃やす燃料は何なのか。同じ子供を育てる親として、こんなにも生き生きと毎日を過ごせたらいいな、そんな思いもありつつ始めたインタビューでしたが、やはり悩み迷うこともあったとお話してくださった東條さん。自身の店を開業するつもりはなかったけど、お子様の将来や環境を考えての決意! また、知人とのたわいも無い会話から、STR帝王學に興味を持ち、現在は講師として講座を開くまでに。こんなにマルチに活躍されていても、“自分が好きなこと”をやっているだけ。そんな風に軽やかに笑って話してくださいました。なんだか温かい、包み込むような空気感を作り出す、東條さんの魅力が再確認できました。

インタビューにご協力頂いた東條なぎささん、誠にありがとうございました!