経歴・プロフィール紹介

鹿児島県薩摩川内市国分寺町生まれ、(有)寿印刷の創設者のお父様とお母様、妹・弟さんから頼られる長男として育つ。

学生時代は可愛小、川内北中、川内商工と地元薩摩川内市で過ごし、大阪のデザイン専門学校へ進学。その後就職したのち、家族の病を機に川内へ帰郷。お父様の跡を継ぎ、二代目として(有)寿印刷 代表取締役に就任。現在は奥様、二人のお子様との幸せな家庭を築きながら、妹・弟さんと共に(有)寿印刷を経営。名刺・封筒・年賀状印刷の他にも、自由なデザインを楽しめるオリジナルTシャツやバッグの製作など、様々な印刷業を展開している。

今までの人生で、一番大きく影響を受けた方、そしてどんな影響を受けましたか？

そうですね、これまでのたくさんの方々との“出会い”が大きく影響しているかと思います。

私が二代目として寿印刷で働き始めたのは二十歳の時でした。専門学校卒業後は県外に就職していたのですが、ある時父の病の知らせを聞き、すぐ帰郷しました。しかし、仕事について習得する前に父が亡くなりました。まだ二十歳で仕事について何も分からぬまま、毎日悪戦苦闘していました。そんな時、父も会員であった青年会議所に入らないか？と声を掛けていただきました。夜遅くまで慣れない仕事に追われながらの、青年会議所での活動。正直大変でしたが、ひたすらに一生懸命しました。自分ひとりの力ではなく、多くの出会いと体験を重ねてきたことで、青年会議所の事務局長といった大切な役員や活動と同時に、地元に根付いた仕事への取り組みにも繋がっていると思っております。

【趣味】バスケ（毎週日曜は車いすバスケにも参加）、魚釣り（磯釣り）

【好きな映画】「ショーシャンクの空に」原作: スティーヴン・キング

薩摩川内市はどんな町だと思いますか？　更にどんな町になると良いと思いますか？

「住みやすい町」ではあると思いますね。発電所や京セラさんなどの大きな企業があるということで、他の町に比べると少し潤っているのかなぁ、という印象を受けます。最近起業される若い方も増えてきてすごいなぁと思います。あと地域おこし協力隊の方々が、自分の生まれた町でない薩摩川内市の魅力の発見と発信をしてくれる活動についても、すごいなぁと思いますね。中には薩摩川内市が気に入って任期が終わったあとも住み続けていると耳にしますので。そして自然も豊かですよね。特に釣りに行ったりすると、甑島などには海・山どちらもありますから、全国に誇れるような豊かな自然、というものがたくさんある気がします。ただ、自然でいうと中途半端なところがあるというのも感じます。田舎の方になると、のどかな風景だなぁという中に手入れされていないボサボサの田園も多く、川内川ももっと綺麗に感じることが出来るような環境の整備などされたらいいなぁと思います。

あとがき

色々なイベントや町の行事に参加されており、よくお見掛けしている前田啓太さん。青年会議所をきっかけに、色々な人との出会い、繋がりの大切さ、たくさんのエネルギーを受けていることが、自身の生き方や考え方に影響され、人生が活発になり彩られています、と素敵な笑顔でお話してくださいました。使命感の強さも相まって青年会議所を辞めた後でも様々な交流が続いているそう。色々な方とのご縁を楽しみ大切に交流していくこと、まいぷれ事業部も改めて心にとめておかなければ！と思うインタビューとなりました。

インタビューにご協力頂いた前田啓太さんはじめ、(有)寿印刷の方々、誠にありがとうございました！