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突撃インタビュー!われらが地元の名士訪問

【第8回】福山 雅美(フクヤマ マサミ)さん 柔道療育ハピネス 代表

薩摩川内市・さつま町で活躍されている名士の方々をまいぷれ編集部が突撃取材してきました!

経歴・プロフィール紹介

鹿児島市谷山育ち。小学生のころ、柔道をしている父親のカッコいい背中に憧れ、「私も柔道をやりたい」と伝えるも「女の子だからダメ!」と反対される。それなら同じ武道を!と思い、小学校4年生からは柔道への思いを秘めつつ剣道に打ち込む。楽しい学校生活を過ごした後は、看護師としての業務に励む日々を送った。

結婚し、4人の子どもに恵まれ、子育てに奮闘する一方、薩摩川内市で義父が経営するスナックを手伝う。幸せな毎日を送っていた最中、次男の発達障害に気づく。病院での診断を受けるまで言葉では表現できない様々な悩み、葛藤を繰り返した。その日々の中で自分と同じように発達障害で悩むご家族の力になりたい!その思いを形にするべく持ち前の行動力とたくさんのご縁をきっかけに「児童発達支援・放課後等デイサービス 柔道療育ハピネス」を開設することができた。

ハピネスでは、お母さまやお子様一人ひとりの困りごとに向き合い、毎日元気に活動しています。

「児童発達支援・放課後等デイサービス 柔道療育ハピネス」を開設された経緯や想いなど、エピソードを教えてください!

次男が小学5年生の時に診断された“発達障害”が大きなきっかけですね。実は病院の診断を受けるまでに時間がかかりました…。心のどこかではそうなのかもしれない、でも違うかもしれない…と、親としての想いと葛藤する日々が続きましたね。この時期が一番辛かったです。診断を受けてからは、少し心の整理がつき“我が子の為にどうすればいいのか”その想いですぐ行動に移しました。どのような支援が受けられるのか、情報を集めていくうちに支援制度の細かな部分を初めて知りました。親としての想い、支援制度についてなど、私が経験したように発達障害で悩んでいるお母さんやご家族の支えになりたい。そして、お子様の“困り事”に寄り添いながら大好きな柔道を通して、社会性・コミュニケーション能力・自然な運動や日常生活動作を楽しく学べる場所として「児童発達支援・放課後等デイサービス 柔道療育ハピネス」を開設することが出来ました。

薩摩川内市はどんな町だと思いますか?さらにどんな町にしていきたいと思いますか?

薩摩川内市に来たばかりの頃は、正直、良い印象ではありませんでしたね…(笑)

慣れない土地というのもありましたし、まずは薩摩川内市という街や人を知りたい!と思い、川内商工会議所青年部に入会しました。そこでは若い方々の力強い意思や行動力で様々な活動が行われていること、会員全体で奮闘し街全体を盛り上げていることを知り、薩摩川内市の印象がガラリと変わりました。私の大好きな薩摩川内市が、発達障害で悩んでいるお子様、保護者の皆さんが「安心して暮らせる薩摩川内市」そう思っていただける街になったらいいな…と思います。社会福祉や障害などの支援制度がこれからもっと発展していく街になることを願いながら今後も活動を続けていきます。

あとがき

幼い頃に叶わなかった「柔道」を40代で始めたんです!と、とっても嬉しそうに溢れる笑顔で話してくださった福山雅美さん。周りの反響をものともせず、すごくやりたかったことが出来たから今の私があるんですよね、とこれまたパワフルな言葉と明るい笑顔で自然と元気をいただけました!また、これまで出会ったすべての方々から影響を受けていること、たくさんのご縁に感謝していることなど、まいぷれ事業部にも共感できることが多々あり、福山さんの明るく前向きな行動力を見習った活動をしていかなければ…!と闘志みなぎるインタビューとなりました。

インタビューにご協力頂いた福山雅美さんはじめ、児童発達支援・放課後等デイサービス 柔道療育ハピネスの皆様、誠にありがとうございました!

 

児童発達支援・放課後等デイサービス 柔道療育ハピネス

児童発達支援・放課後デイサービス

「出来た!」から生まれる、発達ゆっくりさんのハピネスな笑顔

薩摩川内市尾白江町3760-1

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