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薩摩川内・さつま町のパワースポット特集

紫尾神社

「神の湯」が湧き出る温泉地で身も心もリフレッシュ!

俗世間を離れてゆったりとした時間が流れる紫尾温泉の中心に鎮座まします由緒正しき北薩の総鎮守。紫尾神社からは「神の湯」という温泉が湧き出しています。神社と温泉が一緒になってるなんて、「さすが鹿児島」という感じです。

神社に来たのか温泉に来たのかわからなくなってしまいましたが、今回はパワースポットに"癒やし"を求めてきたのだからこれでいいんです。

紫尾神社祭神

瓊々杵命(ニニギノミコト)・・・日本神話の神。地神五代の三代目。日向三代の初代。

火折尊(ホオリノミコト)・・・日本神話に登場する神。「山幸彦」として知られる。

鵜草葺不合命(ウガヤフキアエズノミコト)・・・日本神話の神。地神五代の五代目、日向三代の三代目。

 

紫尾神社由緒

山中で修行をしていた空覚上人という僧の夢の中に神が現れ、「われはこの山の大権現なり、あなたが来るのを長い間待っていた。わがために社寺を建てて三密の旨を修し、大乗の法を広めよ」とのお告げがあった。翌朝、上人が山頂に立つと、尊い、いかめしい気があたりをつつんでいて麓へ向かって紫の美しい雲がたなびいていた。これを見た上人はこの山を「紫尾山」と名付け、お告げに従って山を下り、その麓を聖地と定め、社殿を建立。「紫尾山三所権現」と称したという。

また、当神社には中世に西国高野山の異名をとった「紫尾山祁答院神興寺」という供僧の坊が置かれ、修験者が群参したという。この多くの修験者が入山した紫尾山は、かつては西州の大峯と称され、西国有数の入峯修練の大道場となるほどの規模を誇っていたらしい。

鎌倉、室町の両幕府に崇敬されたといい、江戸時代には薩摩藩主島津氏から尊崇され、この地域の鎮守神として社領の寄付や社殿の修復が行われた。また、寛永末年(17世紀中頃)に当神社の神託によって永野金山が発見されたことで有名になった。このような金山発見のお告げをした神が座す社であるという伝承から、鉱山関係の参詣者が多かった。交通不便な場所に鎮座しているが、現在でも初詣には1万人ぐらいの人出で賑わう。

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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