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突撃インタビュー!われらが地元の名士訪問

【第7回】森園 千春(モリゾノ チハル)さん Chai Cafe BISHNU(チャイカフェ ビスヌ)店長

薩摩川内市・さつま町で活躍されている名士の方々をまいぷれ編集部が突撃取材してきました!

経歴・プロフィール紹介

 

鹿児島県薩摩川内市生まれ。川内小学校、川内中央中学校、川内高校と大好きな地元で過ごしながら、習い事のエレクトーンと共に楽しい学校生活を送る。エレクトーンに加え音楽理論を勉強するべく、音楽の短大へと進学。卒業後は2年間子供達にピアノ教室でリトミックを通じて音楽の楽しさを教える。その後カフェに2年間勤務したのち、結婚・出産を機に育児に専念…と思いきや、子育てが少し落ち着いたころで仕事復帰。昼は家事と子育て、子供が寝静まった深夜にバイトをするなど、寝る間を惜しんで“働くこと”を楽しむ日々。のちに子供4人との新たな生活を始めることになり、掛け持ちパートの一つ「Chaicafe BISHNUチャイカフェビスヌ」と出会う。新規オープンを間近にせまる中、大きな一軒家の草取りから始まるというまさに“ゼロ”からのスタート。創業から携わっているスタッフ、美味しい料理を作っている外国人スタッフをはじめ、周りの方々に支えられながらお子様から大人まで本格インドカレーが楽しめるお店の店長として、今日もバリバリ働いています!

パートから「店長」への経緯、そして影響を受けた方などこれまでの“道のり”を教えてください!

 

「店長しない?」といきなり“社長”から電話がきました(笑)「この出逢いは神様からのプレゼントだよ!」とも言われて、戸惑いと驚きの連続でした!でも、社長は自身が感じる“インスピレーション”をとても大切にしている方なので、子供達と新しい生活を始めようと決意した私にとっては、そのインスピレーションに乗っかってとにかく頑張ってみよう!と思えたのです。

しかし、一度店長を辞退した経験があります。新規オープンのお店だったので、スタッフのみんなとは同じスタートライン。それなのに私が注意や指導をする、ということに不安を感じたのです。そこで、「Chaicafe BISHNUチャイカフェビスヌ」の他に同じ飲食関係の掛け持ちのパートを始めました。そこから人事やお店の管理についての経験を積んだことが自信へと繋がってきた時、社長から腰を据えて店長をしてみない? と声をかけていただいて今の私があります。

さらに嬉しかったのは「お子さんを守る為に働くことが、お店のエネルギーになるから!」という言葉でした。就職活動をする中で、ひとりで子供4人を守るために働くことの大変さや難しさを痛感していたので、本当に嬉しかったです。ひとり親への理解と働く環境を与えてくれる、手を差し伸べてくれる社長のサールマ・シャーム・スンダルこそが人生で一番影響を受けた方ですね。

 

座右の銘【ピンチはチャンス】私の人生、常にそうでした。最悪な時でも何か得るものがないか、常に考えながら乗り越えてきました。ありきたりな言葉ですが、私にはぴったりだと思います。

生まれも育ちも「薩摩川内市」であるこの町は、どんな町だと思いますか?また、お店を通じてどんな町にしていきたいと思いますか?

私のように子供をひとりで守っている方は元気で明るい印象と、生活の為だけでなく会社や職場の為に一生懸命働く方が多いと思います。薩摩川内市にもそんな良い人材の方がたくさんいらっしゃいます。自身の経験から思ったことは、ひとり親への相談窓口や心のケアなどの精神的な支援がもっと増えてほしい、一人ひとりの目に留まり“すぐに得られる情報”の発信がもっと広がるといいですね。「Chaicafe BISHNUチャイカフェビスヌ」のように働きやすい環境だけでなく、働く“きっかけ”や“チャンス”を得られる場所がこれから薩摩川内市全体に増えてほしいです!

そんな増えるきっかけのお店となれるように、これからの目標としては良い意味で“変わらない”お店を作り上げていきたいと思っています。スタッフ全員で情報を共有し、みんなが同じ仕事を出来るように“人材育成”をしっかりと行いたいです。何年経ってもお客様には変わらない美味しさやほっとできる空間を、スタッフには変わらない働きやすい環境を届けていきたいです。変わらないだけでなく、外の世界へどんどんチャレンジして新しい良いものを取り入れていきたいとも思っています!

 

あとがき

とにかく働くことが大好きで、子育て真っ最中でも自分のリフレッシュの為に働いていましたね~!と素敵な明るい笑顔と共に話してくださった森園千春さん。考える前に行動すること、一度決めたことは突っ走るので誰も止められないんですよね、という言葉を聞いてその元気の源はどこから来るのだろう…?とスタッフ密かに考えておりました。お話を聞いていくと分かりました…日頃の楽しみはカレーをおつまみに梅酒を楽しむことで“スパイス”効果なのか一度も風邪を引いたことがないのだそうです!

また、外国人スタッフとは言葉のコミュニケーションの難しさを痛感しているそう。これからの課題だそうですが、少なからず森園さんが毎日カレーを楽しく食べてくれる姿は言葉なくとも何か伝わっているものがあるのでは、と推測しております。

「働くことを純粋に楽しむ」まいぷれ事業部にとっても今一度考えたくなるインタビューとなりました!

インタビューにご協力頂いた森園千春さんはじめ、Chaicafe BISHNUチャイカフェビスヌの方々、誠にありがとうございました!

 

Chai Cafe BISHNU(チャイカフェ ビスヌ)

インド料理レストラン

日本とインドの良いとこ取り!

薩摩川内市原田町31-21

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